くまお フォルテッシモ

ドイツの音大に突如現れた くまおの日記

くまお、無茶ぶりされるの巻

くまおです。


昨日11/1はドイツはAllerheiligen(万聖節)という祝日でした。その名の通り、全ての聖人に対して祈りを捧げる日で、もともとはカトリックの行事だそうです。

この文化を持ったヨーロッパ人たちがアメリカに渡り、ハロウィンと変化したんだとか。

翌日である11/2は祝日ではありませんが、Allerseelen(万霊節)という日で、日本でいうお盆にあたります。お墓まいりの日です。

 

そんなこんなで入学から1ヶ月経ちました。

終わってみてしまえばあっという間なのですが、1日1日の濃度が濃すぎて、長かったようにも思います…。

 

全然ブログ書けてないあたりでお察しかとは思いますが、毎日へとへとすぎてなかなか更新できませんでした。

心が疲れたらハイデルベルクまで行って癒されようとか考えてた先月の自分を叩きのめしたい。

甘すぎる、なめすぎだぞってね。

この間先輩から、「最初はゆるっと始まるから、だんだん慣れていけるよ!」と言われたけれど、いや前回の更新の時までは、正直大変だけどまだ余裕あるなって感じだったのですが。

もーね、全然「ゆるっ」じゃなかった。膝蹴りからのアッパーカット決められたくらいやばかった。まさにKO寸前。

 

なんでこんなにへとへとなのかなと考えましたが、ひとつはくまおの苦手な早起きをしたからかもしれません。

 

学校の練習室のピアノは弦が切れてるのが普通なくらい酷いのですが、朝行くとレッスンで使うスタインウェイの部屋で練習できるので、最近は出来るだけ5時起きで朝練しに行っています(まだ新居に引っ越していないので、通学に時間がかかるのです…)。

 

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ドイツではスリが多いからか電車やトラムで寝る人はあまりいません。みんな外を見てボーッとしていたり、本を読んでいます。

けれど最近の私は、周りの人がいい人そうなのを確認すると、バッグをスられないようにがっしり抱えてがっつり寝てしまっています…。

だってドイツの朝真っ暗なんですもん…満点の星空ですもん…サマータイムが10月下旬までだったから、明るくなるの8時とかでしたもん…。

 

そんなに早起きして練習するほど、毎週2時間のレッスンのための曲を準備するのか大変で追い詰められてた(今も追い詰められてる)のですが、それに加えて入学早々とんでもない無茶ぶりに遭ったので聞いてください。

 

10月、早くも2つの演奏会で演奏してきました。

1つめは、近所にある教会の日曜礼拝での演奏。これはすごく良かった。教会の良い響きの中で弾けて、幸せでした。

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こんなに素敵な教会で、礼拝にも参加出来て賛美歌も聞けて、しかも洗礼を受ける赤ちゃんがいてめちゃめちゃ可愛くて(しかも礼拝中泣かないというお利口ぶり)。

しかも礼拝の後、ご厚意で初めてオルガンを弾かせてもらいました〜。教会でオルガン弾くの、夢だったんですよね。

 

 


さて問題の2つめの演奏会。

私の大学では、室内楽(アンサンブル)が必修なのですが、必ず1度は現代音楽のコンサートに参加しなくてはならない決まりがあります。

10月末にその演奏会があったのですが、当初私は参加する予定ではなかったんです(メンバー決まったの私の入学前ですし…)。


ところが。


10月中頃、現代音楽を学んでいる先輩からトンデモな相談をされまして、なんでも、演奏する予定だったピアニストが下手すぎて、指揮者の先生に激怒されて下されたから代わりを探している、ということ。

そしてリハーサルが翌日だということ……!

 


それと共に送られてきた60ページの現代音楽楽譜を見て、ちょっとね、軽く空を仰ぎ見ましたよね。

 


どうしよっかなって。

 


無理じゃねって。

 


激怒されて下されたピアニストの気持ちが分かるくらい、難しい楽譜だったんでね…。

 

 

 

なんですが、作曲したのが私の大学の教授だったので興味があったのと、ここで断わったら女が廃るわ!という謎のプライドで、結局のところ引き受けてしまったのです。

 

現代音楽は普通のクラシックとはアプローチの仕方も弾き方も全く違い、私がもらった曲は調性がなかったので、和音も掴みづらかった。しかも拍子も取りにくくて、簡単に言えば全部表拍が無くて、裏拍から入るみたいな、超超超絶合わせにくい曲でした。


一夜漬けでぐおおおっと練習し、ビビりながら翌日のリハ行きました。怖かった…けど、思ったよりなんとかなって、指揮者も作曲した先生にも怒られなくて、ギリギリ及第点?だったような(私がそう思っているだけかもしれない)。

 

とりあえずホッとしたのと同時にその子に問いたくなった、いつ楽譜をもらったのかと。一夜漬けで頑張ったよわたしゃ…。

あと作曲した先生がなんで弾かないのかなって100万回くらい思いました。作曲家ってピアノ上手い人がほとんどなので。これは本当に謎です。


ようやく一昨日、本番が終わりました。リハでは私も色々と失敗しましたが、本番はうまくいって本当に安心しました…やっと寝れます(前からガースカ寝てるけれど)。

そして私の室内楽の単位は安泰です。

 

 

あっという間に11月です。

あと10日ほどで新しいお家に引っ越しまっす☆

 

まずはお部屋のお片づけを頑張ります(今は忙しさにかまけて掃除をサボり、強盗に入られた後のような惨状です)。

 

 

 

つづく

 

 

 

くまお、新学期の巻

くまおです。

10月から大学が始まりました。


その直前の土日は最後の羽伸ばし!と意気込んで、同じ家に住む友達とハイデルベルクのHerbstfest(秋祭り)とシュトゥットガルトのOktoberfest(オクトーバーフェスト)をはしご。

楽しかったけれど、めちゃめちゃ疲れたので、今度からイベント事は1日1つにしようと学びました。

 

ハイデルベルクはまだ2回しか言っていませんが、本当に綺麗な街で心が浄化されます。秋祭りではFlohmarkt (蚤の市)やブラスバンドの演奏ステージもあって賑わっていました。

旧市街のお店、全部かわいい。

 

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フランクフルトの日本人の会の出店もあり、和楽器の演奏が大人気でした。ドイツではなかなか手に入らない(というか売ってない)日本のカレーパンも久々に食べられてよかった。

くまもんもいました。

くまもんのお腹の下段には、「15時からあなたのお名前日本語で書きます」という告知が。

 

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シュトゥットガルトには州内乗り放題チケットを使い、鈍行で安く行こうと思ったのですが、まさかの遅延と運行取りやめで片道3時間もかかってしまいました…。ICE(新幹線みたいなやつ)だとシュトゥットガルトまではすぐなのに。

 

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オクトーバーフェストはオクトーバーなのになぜか9月からやっています(ちなみにクリスマスマーケットもクリスマスの日にはもうやっていません)。移動遊園地もお店もたくさん、人はもっとたくさんでした。結局人混みに疲れ、3時間かけて来たのに滞在2時間くらいで帰ってきました。

 

 


てわけで、新学期です。やっとです。

9月は手続きと家探しと練習しかしていませんでしたが、今は別の意味でドタバタしています。。。


私の通う音大は、Master(修士)もかなりの授業を取らなければならないという、ドイツの音大の中ではかなり珍しいタイプだそうです。後から知りました。

普通、音大の修士はレッスン以外行かなくていい、みたいなところの方が多いらしい。

なので、音楽史やら音楽ビジネスやら楽器学やら、色んな授業を取ってみています。


Vorlesung (講義)はなんとか座ってれば良いのですが(最後に筆記試験あるけれど)、Seminar (ゼミ)は毎回発表やら発言しなきゃいけないやらで、終わった後の疲労感が半端無いです。先生に、何言ってんだコイツ、って思われないのが目標だったのですが、もう手遅れだなぁってほどにドイツ語崩壊しております。人前で話すのって日本語でもうまく出来ない。

 

 

毎日なにかしら失敗しているくまおですが、先週一番やらかしたのは、合唱の授業ですかね。

合唱は近くの教会で行われるのですが、シラバスには授業の目的も持ち物も書いてなかったので、楽譜とかはあっちでもらえるか情報があるのかな〜と手ぶらで参加したら、なぜかみんなちゃんと楽譜持ってまして。ちょっと待てと。

 


近くのドイツ人の女の人に聞いたら、図書館で借りるそうで……シラバスに書いとけよ……

私の他にも2割くらいの人が楽譜持ってなさそうでした。ちょっとホッとしたけれど(?)暗黙の了解で進められるの困ります。

結局第1回目の授業はそのドイツ人に楽譜を見せてもらってなんとかなりました。

 


今日、その合唱の第2回目の授業だったのですが、件のドイツ人に「楽譜借りれた?大丈夫?」って心配されました。優しい…。今日も隣で授業受けて仲良くなれたので、まぁ、結果オーライということにしたいです。

 

 

大学に日本人が少ないこともあり、お友達作りは本当に頑張っています。お友達ほしい。

実は結構人見知りをしてしまうくまおですが、最近は心を鬼にするつもりで(?)積極的に色んな人に話しかけてます。

おかげで日本人以外の友達も増えてきて、廊下でばったり会って話しかけられることもちょくちょくあります。

 


ドイツ語大苦戦の毎日ですが、強制的に使わなきゃいけない環境はいいな〜と思います。私は自分を追い込むのが大好きなんだって最近気づきました。ドMなのかな?

今は苦労の方が大きいけれど、なんとか困らずに話せるレベルには到達したい!な!!

 

 

そんなこんなで今のところ毎日楽しいくまおなのでした。

 


つづく

 

くまお、家探しの巻

(※長文です)

 

 

くまおです……


日本でずっと実家でぬくぬく暮らしてたのに、異国の地・ドイツで一人暮らししようとしてるとです……


くまおです……くまおです……


というかこれまで二十余年の人生で経験した引っ越しはわずか1回、圧倒的に引っ越し初心者なのに、この数ヶ月はずっとドイツで家探しをしていました。自分で決めて何言ってんだって感じだけれど、ハードルが高いったらありゃしない。

 

今住んでるお家はもともと新しい家が決まるまでの約束でした。日本人大家さんなので出国前に入居が決まってとても助かってるんですが大学まで遠いのと、自然が豊かすぎるのに比例して虫が多すぎて、大の虫嫌いな私の精神がいつまで持つか分からないので、出来る限り早々に引っ越したいのです。


毎晩部屋に戻ると、必ず何匹かオカエリってお出迎えしてくれます。もうなんか甲斐甲斐しすぎて泣けます。ちょっとした同棲です。その後退治しちゃうけど。

 

そろそろ くまおの日記 じゃなくて、くもおの日記に改名しようかな。


さて、ドイツで学生が一人暮らしする場合、生活の形態は大きく分けて2つあるように思います。


ひとつは本当の一人暮らし。これはEinzel-Zimmer-Apartment(1人用のワンルームアパート)に住むこと。

もうひとつは、WG(=Wohngemeinschaftの略で、いわゆるシェアハウス)に住むこと。ちなみに読み方は「ヴェーゲー」です。

ドイツ語では、英語にとってのWとVの発音が入れ替わる感じになります。Wは濁り、Vは濁らないのです。ややこしや〜

 

ドイツの学生にとってはWGに住む方が一般的なようです。

メリットとしては、単純にドイツ語の上達が速くなること(特にドイツ人とのWGの場合)、家具付きの物件がアパートに比べ多いこと、ARD(ドイツのNHK的なもの)から徴収される受信料を同居人で折半できる、などでしょうか。


ちなみにこれ、たとえテレビを持ってなくてもカツアゲされます。パソコン持ってるとテレビ見れてしまうから、ということらしいです。

ヤクザかなって感じだけれど、法律で決まってるからしかたないのです。Einzel-Zimmer-Apartment だとこれを全額自分で払わなきゃなのです。


WGもメリットばかりではなく、共同部分が汚かったり、性格が合わなくてストレス溜まったり、同居人が家賃を持ち逃げしたとかいう話はちらほら聞くことがあるので、若干怖いですね。


逆にアパートは物件自体が少なく、契約が少し難しい面もありますが、プライバシーが守られるという点ではかなりのメリットだと思います。


何はともあれ、ここ数ヶ月、ない情報をかき集めて頑張ったんです。聞いてください。

 

①Studentenwerkに申し込んでみる

大学合格が分かった瞬間、すぐにStudentenwerk というサイトに登録しました。

これは都市ごとにあるもので、大学と提携して学生寮を紹介してくれる団体です。

私の通う街は大学都市なのでやたら寮とか多く、「ま、入れるっしょ〜」と余裕な感じで構えていたら、全然ダメでした。


まず、Studentenwerkから待てど暮らせど連絡が来ない。質問メールも返ってこない。後から知った話ですが、音大の入試より先に他の大学への留学生たちが寮に入ってしまうんだとか。

9月からの入居を希望していたのに、結局「すんません、空きがありません」という”お祈りメール”が届いたのは9月中旬でした。遅っ

 


感想:ないならないって早く言ってよーーーーッ!

 


②知り合いに助けを求める

もともと大学のある街に知り合いはほとんどいなかったのですが、以前その街に住んでいた方が、私の日本で通ってる大学の先生だったり先輩だったりしたので、とりあえずその方々の身近に空く予定の物件はないか当たってみました。


幸いなことに親切な方々ばかりでとても助けられました。

最初のうちは友達の友達の大家さんが休暇中でなかなか返事が来なかったり、内見に繋がっても汚かったりと、こちらも苦戦していました。


けれど最後の最後にこの方法で家が決まったのです……あとで詳しく書きます。


感想:もっと友達つくるぞーーーーッ!

 

③WG-gesucht で探しまくる

ドイツで家探しならまずこれ!という物件紹介サイト。

これ→https://www.wg-gesucht.de/

日本では家探し=不動産屋さんなイメージですが、ドイツではメジャーではないようです。仲介料高いし。


WGとついていますが、一応Einzel-Apartmentも載っています。けれどこのサイトを見てた頃は友達からの連絡も思うように来ず、藁にも縋る思いだったので物件数の多いWGを中心に申し込んでいました。


やり方は

1.プロフィール登録

2.気になった物件を見つけ、物件を載せた人に直接メッセージを送る

3.返信が来たら内見

4.それもうまくいったら入居決定!


という流れなんですが。


2から3が、超狭き門だった。

宝くじ当選確率、まではいかない気がしたけれど、サザエさんじゃんけんで3週連続勝利できるくらいの確率でしか返って来なかった。


そうこれが、

>>>ドイツ人、メール返さない問題<<<

 

いやね、私も最初はただ単に遅れてるだけかもと思っていたのですが、無視されてるんだってことに3日くらい経ってたから気づき始めました。


もうね、一時期は結界が張られてるんじゃないかってくらいメールが来て返って来なくて。

こちとら母国語でもない言語で、必死に自己紹介文書いてんだよ……(基本はコピペしてるから実はそんなに大変じゃない)。


ただでさえわずかな返信率を上げるコツとしては、物件情報が出てから半日以内にコンタクトを取ることと、自己紹介のメッセージを出来るだけ詳しく書くことですかね。そうしててもあまりに返ってこなかったのでわかりません。


効果は不明ですが、私が送ったメッセージ約30〜40件中返って来たのはたった4件、そのうち”内見来ませんかメール”3通(うち1通は諸事情で辞退した)、”お祈りメール”1通。


そんなこんなで結局内見に行けたのはほんの数回でした。


感想:ふざけんなーーーーッ!

 

④内見に行く

・その1 最初の物件(3人のWG)

立地:★★★★☆(治安が良い、大学までそこそこ近い)

条件:家具キッチンお風呂付き、Wi-Fi付き、光熱費込み、写真で見る限り綺麗なWG。文句なし!って思うでしょう?ところが……

 


最初は街の中心からは15分ほど離れた、セレブが住む治安の良い地域のWG。

3人のWGのうち1人は女性で、2人が空いていると書いてあったので申し込んでみました。

初めての内見でドッキドッキするぞ〜と思ってたら、うっかり30分前に到着してしまい、家の周りを散歩(徘徊)しておりました。さすが高級住宅街、見るからに治安良さそう。


迎えてくれた大家さんはとても親切な方で、2階をWGにして1階で暮らしているんだとか。もう入居しているドイツ人女性の方も優しくてステキな方でした。

部屋もめちゃめちゃ綺麗、広い!え、もうここで決まっちゃうんじゃない?!と嬉しくなっていたのですが。


な、なんと、1週間前にもう1人入居していた方がいて、奥の部屋からぬっと出てきた!!!!!!強面インド人男性!!!!!!

(あくまで第一印象)


しかも優しいドイツ人女性は12月で引っ越してしまうそう。え、まって、ということは私、1月から男性と2人暮らしになる??!!のか!??


しかもこのインド人、英語オンリーでドイツ語ほとんど喋らなくてどうも社交的でないらしい。

内見終わってから、家に帰って悩み、断腸の思いで「入居は見送ります……」と返信。他が完璧だっただけに辛かったな。

 

・その2 次の物件(学生寮

立地:★★★☆☆(大学に近いが道は若干汚い)

条件:1人アパート、家具キッチンお風呂付き。ただ、写真は見れないまま内見へ……!


Studentenwerk以外にも、たぶんプライベートの学生寮がいくつかありまして。友達の友達がそこに住んでいるらしく、空きがあるかも!と寮の事務局に取り次いでくれました。

大学へは徒歩5分の距離。ですが、大学周辺はわりと汚いので、若干不安です。


恰幅のいいおばさんがお部屋を案内してくれました。太くて、少しの運動でも息が上がるのか、エレベーターでハァハァしていました。大丈夫か?


廊下をずっと進んで行くのですが、なんか臭い……部屋に案内されて、やっぱりなんか臭い……しかも備え付けのベッドめっちゃ黄ばんでるし……え、無理……となって、しかもWi-Fiが付いてないらしかったので、こちらは帰って即断る決意をしました。


ドイツに来て思ったけれど、私案外綺麗好きかもしれない。


・その3  次の次の物件(2人のWG)

立地:★★★★★(大学まで公共交通機関で10分、近くに学校や学術施設があり、綺麗で治安も良い)

条件:家具キッチンお風呂付き、Wi-Fi付き、光熱費込み。ただし日本式の5階でエレベーターなし!


文句なしだけれど、若干予算がオーバーしているこのWG。


内見に行くと、すーごくイケメンで優しい好青年(これから引っ越す)と、すーごく美しくて優しい女性が出迎えてくれました。

え、まずさ、美男美女が同じ住居に入って付き合ってないとかあるの?どうなの?って感じだけれど、聞けませんでした。


部屋は超絶綺麗!で広く、いいなぁ〜という感じ。5階までの階段は健康に良いと思えば頑張れると思いました。たぶん。

同じ建物には、ファミリーが多く住んでいるのか、1階エントランスにはベビーカーがいっぱい。


一通り説明してくださり、私も入居について詳しく質問しました。その後飲み物(水道水)を3人で飲みながら世間話。2人とも趣味で音楽やってるんだよ〜とか、日本について質問されたりとか、拙いだろうドイツ語で喋って帰ってきました。

結構好感触だったんです。


(過去形なのでどうぞお察しください)


私以外にも内見する人がいるようで、正式に決まったら連絡するね〜と言われてヒヤヒヤしながら数日待ちました。

 

 

 


……………………連絡が来ない!!!

催促しても来ない!!!!!

 

 

 

え、まって、あのさ、

 

 

 

仮にも1度顔を合わせて会った相手の連絡無視する?!?!どういう神経してるの?!?!?!?!は??!!ちょっと放課後校舎裏に来いやぁぁぁ

 


これ結構傷つきました。まじで。

 


まぁこういうことする人とはもともとやっていけなかったんだろうなぁと気持ちを落ち着け……程度では収まらないくらい腹が立ったので、しばらくタンスの角で小指ぶつけろ〜って思ってしまいました。

 

・その4  救世主が!

先程のシカト事件で完全に振り出しに戻ってしまった私は、またWG gesucht を見ながらぽちぽちメッセージを送っていたのですが梨の礫。送れど送れど帰ってこない。


まぁね、学期始まりだし、引っ越しもピークですよね。競争率高いよね……うんわかるよ……(泣)

完全に八方塞がりだ〜と困っていたところに、知り合いから連絡が!


なんでも音大に通っていた知り合いの友人が近々フランスに引っ越すとのことで、そのNachmieter(後に引き継いで入ること)になってみては?とのこと。

 


えーーー!!!

 


しかもよくよく聞いてみると大学の近所で立地もそこそこ良かったんです。

けれど内見行くまでは、また臭いんじゃないかとか、無視られるんじゃないかとか、今までのトラウマが走馬灯のように……嗚呼……

 

 

立地:★★★★★

条件:1人アパート。電気代とWi-Fiは別契約、家具も引き継げる可能性大

 

 

その話を聞いてすぐ、知り合いとその方のお家に内見兼お茶しに行ってきました。

古い建物のようでしたが(エレベーターが1950年代製で絶対使わないと心に決めた)中は新しくとても綺麗な感じ。すごく気に入りました。

今入居されてる方はとても優しい韓国人の方で、連絡も密に取ってくださりとっても安心しました。

電気とネットの契約は自分でしなきゃなのですが、その方のを引き継ぐ感じにできるみたい。ここはまたリサーチが必要です。


家具もフランスに持って行く訳ではないので、私がおそらく友情プライス(格安)で買い取ることになりそうです。


韓国人がフランスに行く日がまだ未定ですが、なんとか、なんとか10月中には入居できそうですヤッターー!!!もう反故になるなよ!!!頼む!!!私はもう疲れた……笑

 

 

大家さんとの契約や諸々契約など、これからまだ山のようにすることがあります……大変……。日本でもやったことなんかないし、何も分かってないので詐欺に合わないか超怖いです。


けれどとりあえず1段階目クリア!ということで、久しぶりにゆっくり眠れる〜なくまおでした。

 

今回何も写真がないので、以前近くの湖に散歩に行った時の写真を載せます。

殺伐としたブログでしたが、最後に口直しの意味で……笑 明日からまた頑張ります。

 

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つづく

 

 

 

 

 

くまお、保険に入るの巻

 

くまおです。

しばらく更新してませんでした。

 


北海道での地震、台風、豪雨といった日本のニュースに驚く毎日です。

 


日本を外から見てみて、改めて災害が多いんだなと思ってしまいます。6〜7月に受験でドイツにいた時も、大阪で大きな地震がありました。ドイツはまず地震がないし、気候も安定しているのでよりそう思うのかも。

これ地震きたら一発アウトだな、っていう建物、たくさんあります。

 


1日でも早い復興を願うばかりです。

 

 

 

さて、なかなか更新できなかったのは、決してめんどくさかったわけではありません!🤔

ていうのも手続きがなかなか進まなくて、書きたいネタはあるのにオチがつかないという状態です。。。


中途半端に書いた下書きだけがどんどん溜まってく……

 

 


銀行開設の手続きをしてから約10日、うんともすんとも連絡が来ません。

これ以上遅れるとビザがやばい!ということで、口座がまだ来てないけれど保険を先に手続きしに行きました。


私が申し込んだ保険はこれ。

 

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AOK!「アーオーカー」が正式名称ですが、私は日本語風に「アオキ」と勝手に呼んでおります。


アオキの学生用保険の担当の方と先月から連絡は取ってまして、やっと窓口までいきました。担当の方は優しそうなお姉さんだった。

「申込書や入学許可証、パスポートなどなど必要書類は揃ったけれど、口座まだだよ〜」と泣きついたら、「口座は来月中旬までに知らせてくれればいいから!」って即OKされて肩透かしをくらいました。


こんなことならもっと早く来るんだった…。


今日大学のStudentenbüro (学生事務局)に書類を提出しに行ったので、大学とAOK間で書類の受け渡し完了後に、私のところにカードが送られてくる…はず!!来なかったらとても困る。頼むぞ!

 

[10/16追記]

無事にカードが届きました!AOKはやっぱりレスポンスが早くて助かります…。これでドイツの医療費はほぼ無料なはずですやったー!

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また、今日は家の虫があまりにすごいので、自分で虫除け液を作りました。


ドイツでよく見るdm(デーエム)というドラッグストアで、こんなものを買ってきました。

 

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ハッカ油〜。

ドイツ語では「Japanisches Heilpflanzenöl」。Japanisches=日本の、と付いてる。ハッカ油って日本発祥なのかな?

他に日本って付くものは漆(Japanlack)くらいしか知らない…

 

写真とは違うメーカーですが、今日大学の帰りに寄ったら30mlで1.6€というコスパの良さそうなハッカ油を見つけたので、しばらくはリピ買いしそうです。

容器に入れて水で薄めてスプレーを作りました。


私の部屋はもうハッカの香りしかしないです。病的にふりかけています。ある程度の大きさのクモは退治するのに勇気がいるので、少なくとも部屋には入ってくるなよ、という消極的な作戦です。

 

 

最後に、最近の小さな発見。

 

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こちら、私の街の信号機。普通の信号機もありますが(どちらかというと普通な方が多い)、これは特徴的な形ですよね。中のかわいいシルエットはアンペルマンです(die Ampel =信号機)。

 

旧東ドイツで生まれたアンペルマン。ベルリンやドレスデンでは今でもたくさんのアンペルマンに出会えるみたいです。

 

東西ドイツ統一後は東ドイツの文化が西ドイツのものに統合されてしまっている印象がありますが、アンペルマンはそのかわいさと人気度の高さから残そうという声があがっているそうです。近年では旧西ドイツのシュトゥットガルトハイデルベルク、私の住む街でもアンペルマンの信号機が増えているらしい。


お土産物屋さんにはアンペルマングッズもたくさんあります。

もしドイツを訪れる機会があったら探してみてね。

 

 

 

つづく

くまお、銀行開設と掃除の巻

くまおです。

 

ドイツに来てから13日ほど経ちましたが、毎朝目覚ましなしで6時台に目覚め、楽器を嗜み散歩をし、料理と掃除が趣味になりつつあります。

なんていうかもう老人のような生活をしています。

 

先日は銀行開設に行ってきました。


これがないと保険にも入れないし家も借りられない。なにも出来ません。 

なによりビザ申請のためには銀行の残高証明書が必要なので、これが第一関門です。

通常は日本の銀行の残高証明書ではNGで、ドイツでSperkonto(閉鎖口座)というものを開設し、その残高証明書をもらわなくてはいけないんだとか。

そしてそれがクッソ時間かかるらしい。


ところで閉鎖口座とは……それは月ごとに下ろせる額が決まってるちょっと不便な口座。それにより口座の残高を見ることで、ドイツにどれだけの期間滞在できるか、その分のお金があるかどうかが分かるというもの。


ドイツに入国してすぐ全財産下ろしたりする怪しい人はダメってことだね。


けれど私の今住んでいる地域はビザの審査が少しユルくて、通常はNGですが日本の残高証明書でもOKだそう。

なので閉鎖口座みたいな不便なものじゃなくて、普通の口座作ろうぜ!ということになりました。

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私が申し込んだのはこれ!ドイツNo.2の規模を誇るCommerzbank(コメルツ銀行)の子会社がやってるComdirect(コムディレクト)。


オンラインバンクですが、Deutschebank(ドイツ銀行)等の同じグループのATMは手数料なしで使えるという便利そうな銀行です。

しかも口座維持費もなし、大家さんの紹介で入ると最初に50€もらえるというおまけ付き。


申し込みも案外簡単で、ネットで書類を作って印刷し、大きな郵便局に持って行って本人確認をしてもらうだけ。

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なにげにドイツの郵便局に行くの、初めてでちょっと緊張しましたが、書類とパスポートを見せて、本籍地や住所等について2〜3個質問されただけで大丈夫でした。対応してくれたおばさんも優しかった。

そのまま郵便局が書類を銀行に送ってくれて、あとは銀行からカードが届くのを待つのみ!!不備がなければいいなあ〜

 

[10/5追記]

やっとカード等が届きました…!もう!開設に1ヶ月かかったよ!

 

最初に郵便局から送った書類は完璧に記入したはずが、提出した2週間後なぜか外国人向けの書類書かなければならないと封筒で通知されました…。はよ言ってよ…。

それを記入してさらに待つこと10日、銀行カードや、口座からチャージしてプリペイドとして使えるクレジットカード、PINコードなどが7つくらいの封筒に分けて送られてきました(トラブル防止のためらしい)。

 

開設には時間がかかりましたが、使い勝手はとても良いです。アプリで振り込みが出来るところが手軽で良いです😂

 

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最近は手続き以外やることもなく、専らピアノの練習と掃除に明け暮れる毎日です。

ドイツの人はクモは益虫と思っているようで、部屋にいてもあまり気にしないのかな、という印象は前からありましたが、今の下宿はいすぎだと思います。

人間の数よりはるかにクモが多いから、むしろクモの住処に私たちがお邪魔させてもらってる感覚です。


けれどちょっと我慢ならなかったので、他の下宿の方とこの2週間で150匹はクモを倒し、大量の蜘蛛の巣を一斉摘発しました。この数は冗談じゃなく盛ってもないです。


しかも日本では5mmにも満たないクモでも殺せなかった私が、です。半端ないストレスと引き換えに強くなりました。

母に「くまお、日本では全然掃除しないのに綺麗好きだったのね〜、帰って来たら楽しみにしてるね」と言われましたが違うの、違うんだよ。


綺麗好きでもない私でさえこのクモと蜘蛛の巣は耐えられない…!!


大掃除のおかげで幾分住みよくなった我が下宿ですが、窓に網戸付いてないので際限なくクモ入ってきます。

なので今も毎日10匹ペースで退治してまっっす☆

 


ちなみに、クモと蜘蛛の巣を取り除いたら、おそらくそれまで蜘蛛の巣に引っかかってクモに食べられていたハエや飛ぶ虫が若干増えました。

食物ピラミッドって大切だなぁと思いました。

 

つづく

 

くまお、ドイツの洗礼を受けるの巻

くまおです。

 

今住んでいる場所はほどよく田舎なので、素敵な街並みと教会の鐘、自然に癒される毎日です。

トラムに乗るとおばさまが話し相手になってくださったり、となりに住むおじいさんが庭で採れた梨をくれたり(だが虫がすごかった)なにかと楽しく毎日過ごしています。

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ところが土曜の夕方、いきなり家のチャイムが。不穏なチャイム…

 

恐る恐る出ると若いにーちゃんがおり、早口であまり聞き取れませんでしたがとりあえず「Wasser!(水)」という単語は聞き取れたので、最初は近くで遊んでて手が汚れたから洗いたいって言ってるのかな〜と思っていたら全然違くて。

 

なんと家の前の水道管が壊れて道路が水漏れしていたらしい!!若いにーちゃんは気付いた近所の方が通報して駆けつけた業者でした。

その後Kellerなどを色々調べ、「日曜まで水を止めるから浴槽に水を汲んでおいてね」と言うからさあ大変……

同居人みんなで浴槽やらお鍋やら空き瓶に水を貯めまくりました。

その日はお風呂に入れないし、手も満足に洗えないし、超不便な生活に…(泣)

でも翌日、普通なら日曜は働かないドイツ人が来て、道路を掘り返して水道管を直してくれました。お昼頃復旧し、蛇口をひねってお水が出る喜びたるや……😂

ちなみに家の前は今日までぽっかり穴が空いたままでした。マリオなら落ちてる感じの穴でした。


今のお家には短期滞在予定なので、WG Gesucht 等のサイトで家探しの毎日です。気になった物件には連絡しまくっているのに、まーみんなメール返さない。困ってます。

物件17件も出して、帰ってきたのはたったの2件。しかも1件はお祈りメールでもう心が折れます……。

なんとか大学の近くのWGに内見に行けることになったので、頑張ってドイツ語話すぞ〜!

 

そんなこんなで色々と洗礼を受けているくまおでした。

 


つづく

くまお、旅立ちの巻

くまおです。


先日生まれてからずっと住んでた日本を発ち、ドイツでの生活が始まりました。

ドラマとか漫画とか映画の見過ぎで、出発前は、空港でお母さんの顔見て泣いちゃったりするのかなとか。恋人が駆けつけて「やっぱり行くな!くまお!」って出発ロビーで言われてドキドキしちゃったりするのかなとか、考えましたけども。
両親が見送りに来てくれたけれど涙は出ず、むしろドライアイ気味で。恋人に至ってはよくよく考えたら最初からいなかった 。あっ今更涙が……

 

そういうわけでさらりと日本を出ましたが、実は今回は別の意味でドキドキの出国だったのです。
というのも、飛行機のチェックインをする時に「ビザを取っていないとドイツ入国が厳しいかもしれない」と航空会社のおねえさんに心配されたからなのです。

そう、これこそ
>>>ドイツの学生ビザ、ドイツに行ってからしか取れない問題<<<

これです。はっきり言いましょう、めんどくさい。

ワーホリビザ(ワーキングホリデービザ)や就労ビザなら日本で取れるみたいですが、学生ビザはドイツで取るしか方法がなく、今のところ私は観光ビザしか持っていないのです。復路のチケット( 留学生用の日付変更可能チケット)もあるにはあるけれど、観光ビザの90日を超える日数をドイツで過ごす予定なのは若干不安が残ります、とおねえさん。特に最近は難民も多く、ドイツへの入国はなかなか厳しいんだとか。

いや私もね、一人で運ぶにはどう考えてもでかすぎるキャリーバッグ2つと、バックパッカー並みに重いリュック背負っててね、自分で言うのもなんだけど怪しい。だってしょうがないじゃん!郵便だと液体とか薬は送れないって聞いてたから、キャリーの反面薬だらけなんですよね。 パブロンとか。正露丸とか。もうまじ、輸入業者に疑われたらどうしようってかんじの内容で。

たぶんおねえさんは心配して言ってくださったと思うのですが、もう半分脅しにしか聞こえなくて。こえーこえーと思いながら11時間半のフライト中一睡もせず映画観てました。とても楽しかったです。


フランクフルト空港の入国審査のカウンターは、入国審査官2人がひとつのブースに入っている感じなのですが、見渡したところ、

男女 男男 男男

だったので、まぁ普通に応対柔らかそうな女の人のところ行きますよね。こっちは内心ビクビクしてるんで。ガタイのいい眼光鋭い男の人にまくしたてられたら話せるものも話せない。
女の審査官の方(国は違うけれどエマ・ストーン似)は幸いとても親切な方で、ドイツの大学に入学すること、何年こちらに住む予定かということ、ビザはドイツで取ることを伝え、入学許可証と残高証明(日本の銀行で作った英文・ユーロ建て)を 見せたら意外にもすんなりクリアでした。が!!


まだ私の審査が終わらないうちに、隣の男の入国審査官が私になんか言ってきまして。それだけでかなりパニックだったけれど、どうやらその入国審査官に審査してもらってる日本人のおっさんがドイツ語分からないから通訳しろってことらしくて。
いや待って、私も審査してもらってる途中なんだけど!とエマ・ストーンの方向いたらめっちゃ笑ってるしで、いやほんと待って。
緊張しすぎて顔も覚えていないツルツル頭の審査官、まー聞き取れない。早口すぎて。めちゃゆっくりもう一回言って!と言っても早口で、結局3回くらい聞き返してやっと意味が分かりました。
入国審査で一番つらかったの、通訳ってどんなレアケース?


やっとの思いで入国審査を通過したと思ったら、一難去ってまた一難。
お次は25kgのキャリーバッグ2つと共に家にたどり着くこと! !
冗談抜きで、腕もげそうでこわいこわい。

家はフランクフルトではなく、しばらく新幹線的なものに乗らねばならず……。フランクフルトの第1ターミナルから直結のFrankfurt
am Main Flughafen駅へ。途中に普通電車(S Bahn)のホームもあったり、おいしそうなパン屋さんがあったりしますが寄らずにFernbahnhof(長距離列車用) まで頑張って歩きます。きれいなアーチ状のコンコースの中に、 DB Reisezentrum(みどりの窓口のようなもの。赤い看板 )があり、そこで切符を購入。気前のいいおばさんが冗談交じりに対応してくれました。

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さて新幹線的なもの、もといICEは乗車するときに数段階段を上らなくてはならないという。
パッキングの段階からうすうす思ってたけれどこれ絶対無理だわ。 ホームで待ってたら通りすがりの少年に「あのお姉さんのバッグでけー」 って言われた気がしたけど、ほんとにそう。私もそう思う。あと少年、私ドイツ語チョットワカル。

けれどなんと同じドアで待ってた優しいドイツ人のおじさんが乗る時も降りる時も手伝ってくれたので、私の腕は今も無事くっついてます。助け合いの精神が素晴らしくて泣ける。私今のところ何も助けてないけど……

そんなこんなで辿り着いた家ですが、自然が多いせいかクモちゃんとクモの巣だらけだったので、帰って早々フラフラになりながら掃除しました。もし地獄に落ちても蜘蛛の糸垂れて来ないな……ごめんなクモ。

というわけで一難去ってまた一難だったけれど、色々助けてもらってどうにかなった、くまおのドイツ生活初日でした。


つづく