くまお フォルテッシモ

ドイツの音大に突如現れた くまおの日記

くまお、スーパーに探険の巻

くまおです。

 

先週末やっと!やっと新居に引っ越しました…!本当に長かった家探しの戦いも終わった…という感じで、正真正銘ドイツでの一人暮らしがスタートしました。

実家ではほとんど料理しなかったくまお(お母さん本当にありがとう)ですが、毎日外食なんてリッチなことが出来るわけないので自炊を頑張っています。

今日はドイツのスーパーってどんな感じかなっていうのを書こうと思います。

 

 

ドイツで最もポピュラーであろうスーパー、REWE(レーヴェ)。赤い看板が目印です。規模によってREWE City やREWE Center となったりしますが、基本的に日本のスーパーより大きいと思います。とにかく品数が充実しており、お値段もそこそこ手頃です(discountとついているスーパーが最も低価格帯ではありますが、店舗数は少ないです)。

 

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それでは早速入ってみましょう。

 


🥖まずあるのがパンコーナー。

 

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スーパーで買うパンは、ウルトラ安い。プレッツェルは日本円で50円ほど。惣菜パンも1€くらいでしょうか。


くまお、受験の時、あまりにパンの安さを知って、日本帰ってパンを買えなくなりました。大きさも結構大きいんですよ。50円あればお腹いっぱいになります。本当にびっくりしました。しかも美味しいのでよく買ってしまうのですが、実はこれドイツで問題になっているそうです。

スーパーのパンの台頭によって、町のパン屋さんが減少し続けているのだとか……。

でもお金がない学生にとっては有り難い存在です。ありがとう。

 

🍅野菜・果物コーナー

ドイツ語で野菜はGemüse(ゲミューゼ)、果物はObst(オブスト)と言います(こうして書くと英語と全然違うな…)。

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野菜は基本的に量り売りです。欲しい分だけ袋に入れてレジに持っていきます(レジのバーコード読み取り機には量りがついている)。日本のようにパック詰めされているものはほとんどありません……ミニトマトくらいかな?

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バナナは欲しい本数だけもぎります(最初来た時は衝撃的だった)。一房買う必要はありません。

野菜や果物も、日本に比べれば割安だと思います。一度大きいパイナップルが1.5€で売ってるのを見ました…。

 

🍅サラダバー

REWEにはサラダバーがあるところが多いです。これも量り売りで、欲しい分だけパックに詰めます。これだけでお昼ご飯を済ますドイツ人も多いようです。

 

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🧀チーズコーナー

ドイツ語でチーズはKäse(ケーゼ)。

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さすがすぎる品揃えです。普通のパックに入ったチーズもあるし、カウンターでオーダーして買うものもあります。

硬いものから柔らかいものまでなんでもあるし、おいしいです。


🌭ソーセージ・ハムコーナー

ドイツ語でソーセージはBurst(ブルスト)、ハムはSchinken (シンケン)と言います。

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たくさん種類があります!しかも安い!

くまおはソーセージは日本ではあまり好きじゃなかったのですが、ドイツでは基本的にどれを買ってもおいしいです。

私の一番のお気に入りはNürnberger Brust (ニュルンベルガーソーセージ)。白いソーセージにハーブが入っています。ドイツに来た時は是非買ってください。本当に。

 

🌱Bioコーナー

健康志向のドイツ人のためにBio商品のコーナーも充実しています。また、ベジタリアンやビーガンの人の食材コーナーが大きいスーパーには必ずあります。

日本ではあまり見られないかもしれないです。

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スーパーはもちろんレストランでも同じですが、移民や難民が多く、宗教上の理由で食べられない食材がある人への配慮が手厚いです。

 


ところで、REWEには独自のブランドがあります(セブンプレミアムのような感じかも…)。その名もJa!シリーズ(Jaはドイツ語で「はい(Yes)」のこと)。

色んなコーナーに隠れているJa!シリーズを探すのがとても楽しいです。というのも、最安値のことが多くて、しかもハズレがないのが魅力です。ドイツに来てすっかりJa!推しになりました。

 

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🍫お菓子コーナー(禁断のコーナー)

 

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チョコレートがすごい。ここは通ったらダメなところです。

有名なドイツのチョコレートは紫に牛が書いてあるmilka(ミルカ)、ナイロン包装を真ん中から割って食べるLitter Sport(リッタースポルト)、日本でも有名なLindt(リンツ)などでしょうか。

ちなみにリンツは日本で買うと高くて自分用には手が出ませんが、ドイツで買うと半額以上になります。今の時期はクリスマス用のチョコレートコーナーも楽しいです。

 

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Hariboのコーナー。有名なクマの形のグミだけでなく、Sauer (酸っぱい味)やトロピカル、コーラなど色々な種類があって試すのが楽しいです。

こちらも日本では一袋600円くらいしてたのを見たことがありますが、基本1€以内です(逆にアジアンスーパーではキットカットが6€で売られています)。

 

🍺飲み物コーナー

 

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ドイツのペットボトルにはこのようなマークがついてあることがあります。

Pfand(デポジット)と呼ばれるこれは、飲み終わった容器をスーパーの機械まで持っていくと、お金を返してくれるというものなのです!

1本あたり15セント〜25セントくらいですが、塵も積もれば山となるです。

ペットボトルだけでなく、ビンなどにも付いていることがあります。エコに対する意識がとても高い国です。

 

 

エコといえば、ドイツはスーパーに限らずほとんどのお店で紙袋やレジ袋が有料です。なので買い物の時には大きいエコバッグを持っていくのが常識です。

 

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ビール、ワインも非常に充実しています。水よりビールが安い時もあります…。缶ビールはほとんどなく、瓶ビールばかりです。

 

 


一番日本と違うのは会計です。

 

日本ではカゴごと置きますが、ドイツではベルトコンベアにカゴから商品を全て出して並べていきます。

前後の人の商品と混じらないように、広告付きの棒を境界線代わりにします。

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いかがでしょうか…こうして書くとかなり違うような…。

 自炊は経験がないので大変ですが、スーパーで色んなものを見つけて試すのが最近の趣味です。特にチーズとソーセージ、ハムは毎回違うものを買っても試し切れないほどあります…!

 

 

マンハイムは今週からぐっと寒くなりました。

今回はこのへんでおしまいにします。

 

つづく