くまお、ハンブルクに行くの巻
くまおです。
マンハイムは春の兆しが見えてきました。朝晩はまだ冷え込みますが、そろそろガチ冬コートは卒業かな?という感じです。
先々週から学校が始まりました。新学期!授業の組み立てや前学期の成績などでバタバタしています。
3月20日から25日まで、ドイツ第二の都市でエルベ川の支流・アルスター川の河口にある港湾都市、ハンブルクに行ってきました。くまお 史上最も北への旅でした。
街の至る所に運河があり、なんでも運河に架かる橋の数はベネツィアより多いらしい(ハンブルクの人の自慢ポイント)。
ハンブルクでは本番があり行ったのですか、練習の合間や本番後の時間を使って色々行けて良かったです。
尖塔で有名な市庁舎(Rathaus/ラットハウス)。
市庁舎近くのユンクフェルンシュティーグ(Jungfernstieg)の桟橋。遊覧船が運航しています。
市庁舎から歩くこと15分ほどで着く、倉庫街(Speicherstadt/シュパイヒャーシュタット)も綺麗でした。
ハンブルクと言えば、ブラームスの生まれ故郷。戦争?か何かによって生家は焼失してしまったそうですが、家があったとされる場所の近くに博物館がありました。
残念ながら以前展示されていたピアノは5月まで修理中らしいです。
建物には、同じくハンブルクに所縁のある作曲家、メンデルスゾーンやエマニュエル・バッハ(バッハの息子)、マーラーに関する展示もありました。
ブラームスのところでピアノを見れなかった代わりに、ハンブルク中央駅に近い美術工芸博物館(Museum für Kunst und Gewerbe)の膨大な古楽器のコレクションも見てきました。鍵盤楽器だけでも50台はあったのでは?というくらい多かったです。大学時代に古楽器にはまったオタクとしては鼻血出そうでした。昔は楽器は調度品の役割も担っていたため、蓋の内側や側面に絵が描かれているものも。
日曜は1日フリーだったので、ドイツの快速電車REで1時間くらいのシュターデ(Stade)という街に行ってみました。
木組みの家が可愛らしい、おしゃれな田舎町でした。レンガ倉庫を改装した街の博物館やゆったりとくつろげるカフェもあり、散歩にもってこいです。
天気も日曜は本当に良かった…!ハンブルクは曇りが多いらしく、日曜以外はほぼ毎日どんよりしていたのですが運が良かったです。運河だけに。
ちなみに期間中、日本の大学の後輩が偶然ハンブルクに来ていて、先生と相談する時の通訳を急遽頼まれてしまいました。くまおの通訳デビュー!でしたが、同時通訳には程遠い出来……口では日本語を話しながら耳でドイツ語を聴き取るって離れ業です。先生に文章ごとに時間を取ってもらわないと、正確に訳せませんでした。
つづく