くまお、バルセロナに行く の巻 その1
くまおです。
昨年の旅行を懐かしみながら書いています。今回はバルセロナ1日目です。
2019年7月、グラナダから飛行機に乗り、ついに念願のバルセロナを訪れることができました。2泊3日のピアノ抜きの旅行です。短いけれど超超超充実の盛り沢山なバカンスでした。
バルセロナ空港はグラナダとは比べ物にならないほど大きい。迷いつつ、空港からまずホテルまでメトロに乗りました。
マドリードでは苦戦した電車移動だけれど、もう大丈夫(?)
今回は安かったという理由だけで、サン・パウ病院の向かいにあるホテルを取りました(今回も素泊まり)。
空港にはたしか昼過ぎに着いたのですが、この後の観光で予約した時間にギリギリだったので駅からホテルまではキャリーを引っ張って全力ダッシュ!
チェックインを高速で済ませて再び駅に駆け込みました。
最初に向かったのがカサ・バトリョ(Casa Batlló)。バルセロナの中心地のグラシア通り沿いにあります。
(この向かいにはマクドナルドがあり、Wi-Fiを求めて滞在中3回は行った)
ネットで入場券を予約できます。ちなみにバルセロナの主要な観光スポットは大人気なので、事前にネットで予約するのが一番確実です。
くまおは16:30からの回で入りました。
カサは家の意。バトリョさんの家を、20世紀初頭にガウディがリフォームを手掛けたものです。
オーディオガイドを借り内部に入ると、「骨の家」と呼ばれる外観とはまた違った印象を受けました。
2階はバトリョさんの生活スペースだったそう。大きなシャンデリアや、向かい合って座れるベンチ付きの暖炉があります。部屋と部屋の間仕切りもおしゃれ。
道路に面したリビングは大きなステンドグラスで開放的。建物内に直線が一つもなく、海の中に入ったような感覚になります。
建物の中心には光のパティオと呼ばれる吹き抜けのような場所が。
上に行けば行くほど、壁の青が濃くなっているそうです。
中庭はタイル張り!さまざまなオブジェや装飾が見られます。
もうここでいいから住みたい。
中庭からカサバトリョを見るとこんなかんじ。裏側。
さらに階段を登っていくといくつか部屋があるのですが、部屋のドアの文字はガウディがデザインした字体らしい。
エレベーターまでおしゃれ。
さらに登ると白いアーチがあったり。
屋上はタイルで飾られた様々な煙突がありました。
建物全体を守るように、十字架も建てられています。
2時間弱ほど見学して外に出ると夕方になっていました。真夏のバルセロナ、まだまだ明るいので私もまだまだ活動します。
次に訪れたのはカサ・ミラ(Casa Milà)。カサ・バトリョから歩いてすぐです。
18:30からの回で入りました(カツカツスケジュール)。
カサ・バトリョとは雰囲気が近い、石造りの面白い形をしています。バルコニーの形も全て異なるそうです。
カサ・ミラもガウディの建築。世界遺産でありながら、現在も住人がいる賃貸住宅です(住みたい)。
入り口を入るとコートヤードと呼ばれる吹き抜けが。階段には植物のモチーフがたくさん。
内部は様々な部屋が展示されており、カサ・ミラの住人たちがどのような生活をしていたのか窺い知ることができます。
屋根裏はガウディに関する展示室。カサ・ミラの模型やデザインの参考にした動植物などなど…
ガウディが人体を研究し、人にとって心地よいようデザインした家具もあります。ちなみに、カサ・ミラのドアノブは握りやすいようにガウディがデザインしたものです。
エレベーターで上へ上がると、アップダウンの激しい屋上へ。
景色もとてもよかった…サグラダファミリアもカサ・バトリョも見渡せます。
カサ・ミラの見学が終わったのは19:30すぎ。まだまだ明るいし暑さもおさまってきたし、マジックアワーはこれから!という気持ちだったのでもうすこし観光しつづけることにしました(元気)。
ここからバルセロナのサンタ・エウラリア大聖堂までどう行くか迷ったのですが、40分くらい歩けば着くらしかったのでお散歩を決行しました。
↑大聖堂ちょっとみえてる!
街並みが綺麗で、なのに都会的で、いいな〜。
大聖堂の前にすこし寄り道してナッツ屋さんへ。有名なお店だそうです。
ナッツ屋さんから大聖堂へ歩いていると、20時を知らせる鐘が鳴り響いていました。
中には入れませんでしたが、荘厳で装飾も美しく、ずっと見ていても飽きませんでした。
しばらく経って、そろそろ暗くなるしと思い、帰りは電車で戻ることにしました。
バルセロナに来られたテンションで全然気付かなかったのですが、足に限界が来てたらしく笑、メトロの地下通路の3段くらいの階段で派手にこけました。笑
足捻ってマンハイムに帰っても少々痛かったくまおでした。
(その日の夕食は、近くのスーパーで買ったセラーノ(生ハム)とパンでひもじく過ごしました)
つづく