くまお フォルテッシモ

ドイツの音大に突如現れた くまおの日記

くまお、ウィーン旅 その① 聖地巡礼 の巻

くまおです。

無事に(ではないかもしれないけれど)筆記試験を終え、学期休みに入りました!

そしてレッスンとコンサートのために、ウィーンに来ています。

 

一度は是非訪れたかったウィーン!

飛行機が苦手なくまおはマンハイムからはるばる7時間かけて電車でやってきました。


ウィーンでまずやりたかったこと、それは聖地巡礼!!

ウィーンには作曲家の住んだ家が点在しており、今では博物館になっています。レッスンと練習の合間を縫って6ヶ所巡ってきました。

学生割引がきくので大体のところは4€で入れるのが嬉しい限りです。


では長々とレポートします〜。

 

モーツァルトの家


モーツァルトが1784年から1787年まで住んでいた家。ウィーンで十数回引っ越したと言われていますが、現存する家はここのみ。

モーツァルトが住んだ家の中で、一番家賃が高かったそうです。

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モーツァルトとコンスタンツェの結婚式、そしてモーツァルトの葬儀が行われたシュテファン寺院の裏手にありました。

シュテファン寺院の中はこんな感じ。外は現在一部工事中でした。

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外には馬車が(道に落ちてたうんこ思いっきり踏みました💩もにゅっとした)。

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資料はほとんど全て写真撮影禁止…。

ここで書かれた「フィガロの結婚」や「魔笛」など、作品に関する展示や、それぞれの部屋が何に使われていたか等知ることができました。

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なんとモーツァルトは犬と小鳥をペットとして飼っていたらしいです。さらに家の中は子供達や客人でいつも賑やか、わいわいしてたそう。

静けさを求めていたショパンなんかとは対照的な気がしますね。

 

ヨハン・シュトラウスの家


ワルツ王・ヨハン シュトラウス2世が1863年から1870年まで妻と暮らした家。

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「美しき青きドナウ」を作曲したと言われており、自筆譜の展示もありました。

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また、使用していたピアノ(ベーゼンドルファー)とヴァイオリン(アマティ)も見られます。

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こじんまりした博物館ですが、資料がすこく多かった!楽譜、手紙の数々。

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シュトラウスは写真も多く残っています。結構イケメン。

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なんとブラームスと一緒に撮ったものも…!(ブラームスが亡くなる3年前のものです)

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本物はウィーン博物館所蔵で、レプリカですが絵画や彫刻もあります。ウィーンの人々に本当に愛されていたんだなぁとひしひしと感じました。

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朝イチで行って、1時間半くらいじっくり見てたんだけれど、私以外のお客さん来なくて笑うしかなかった…受付のおじさんと仲良くなりました。笑


ハイドンの家(と、ブラームスの家具)

 

ハイドンが亡くなるまでの12年間を過ごした家。

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オラトリオ「天地創造」や「四季」はここで作曲されました。「天地創造」は秋にドイツで聴いたなぁ。

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65歳でこの家に引っ越したハイドン

6:30に起床し、作曲をし、著名人の訪問に対応し…と規則正しい生活を送っていたようです。Tagesablauf (1日の経過)と時計がありました。

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ハイドンフォルテピアノ

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ブラームスは「ハイドンの主題による変奏曲」を作曲するなど、熱烈なハイドンファンだった人。

去年二台ピアノ版で弾きました。いい曲すぎます。

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実はこのクラヴィコードは、もともとハイドンの所蔵品だったものがブラームスに受け継がれたんだとか。これは知らなかった…!作品だけでなく、形に残っているものでも繋がりが知れるってなんかいいよね。


そうした縁もあったおかげか、ブラームスのウィーンでの家が無くなる時に、家具もハイドンハウスに移され、今でも見ることができます。

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ブラームスのインク入れと水筒…(オタク心を擽ぐる)

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ウィーンにブラームス博物館はないのに、シュトラウスの家でもハイドンの家でもちょいちょい登場してくれるの嬉しいです。

ブラームス好き。

 

シューベルトの生家と最期の家

 

シューベルトが生まれてから4歳まで暮らした家。

シューベルトはなんとキッチンで生まれたらしいです。当時としては普通なのかな?

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シューベルトといえば、歌曲。魔王とかね、有名ですよね。

それまでの単純な伴奏ではなく、芸術的な伴奏をつけた最初の作品と言われている「糸を紡ぐグレートヒェン」、そして代表作「冬の旅」の楽譜もありました。

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そして教科書でおなじみの。

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ピアノはもちろん、ギターも持ってたみたいですよ、シューベルトさん。

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生家にあるはずの眼鏡は、なんと日本に出張中らしく見れませんでした…。

 

シューベルトが死の数ヶ月前に引っ越した、最期の家。もともとはお兄さんの住居らしいです。

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シューベルトの最期の手紙も展示されています…31歳で亡くなるなんて早すぎる。

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ベートーヴェン ハイリゲンシュタットの遺書の家

 

絶対行きたいと思っていた遺書の家。

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1802年、聴力が次第に悪化していたベートーヴェンは療養のためにウィーン郊外のハイリゲンシュタットという街に移り住みました。

近くに温泉もあったり療養にはぴったりだったそう。

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ここで「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれました。遺書、とあるけれど、実は決意表明のようなものです。弟たちに向けて書かれましたが、結局送られることはありませんでした。

元来人と話したりするのが大好きなベートーヴェンは聴力の悪化でそれができなくなってしまい(作曲には支障がなかったという説もあります)、絶望して危うく命を断とうとした、けれど「芸術」が引き戻してくれた、という内容。私が要約したらすごい薄っぺらい感じになっちゃったけれど、全文読んでみてください…本当に壮絶で、涙出ます。

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ベートーヴェンの作品に取り組む時、私は必ずこの遺書を読み返すので、ここに来れて本当に、本当に感動しました…。

 

展示品の中には、耳用のホルン(補聴器のようなもの)や、ピアノの上に置いて音を聞こえやすくするプロンプターボックスもありました。

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髪の毛…

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コーヒーを飲むとき、60粒数えていたらしいベートーヴェン

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他には、当時作曲していたピアノソナタ第17番「テンペスト」の作曲の過程の展示、更にはより後年の第9や不滅の恋人への手紙に関する展示もありました。

「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれた後、ベートーヴェンは傑作の森と呼ばれる時期に突入します。ハイリゲンシュタットがひとつの分岐点だったのかなぁ。

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博物館は以前はあまり展示物がなかったそうですが、最近リニューアルされて盛りだくさんでした。

2時間くらいかけてゆっくりじっくり見ることができました…感無量。

 

ウィーン滞在、とても1度で書ききれないので、続きはまた次回書きます。

 

全然関係ないけれど、ドイツ語をがんばったおかげか、博物館での解説がほぼほぼ読めるようになって、ちょっと進歩を感じたくまおなのでした。

 

 

つづく

 

 

 

くまお、エレベーターに閉じ込められるの巻

くまおです。また連続投稿です。

 

ハイデルベルク城に登ったのは2日前、月曜だったのですが、その前日の日曜にトンデモ事件があったのをすっかり忘れていました。

 

くまおのアパート、リノベされているとはいえめちゃ古そう、っていうのは以前も書きましたが。

特にエレベーターが年代物でして、設置年が1950年代なんですよね。

 

イメージ湧かないと思いますが、ドアが手動なんですよ…!

動きもなんだかガッタンガッタンしてるので、重い荷物を持っている時以外は極力乗らないようにしていたんです。

 

(過去形からお察しくださいませ)

 

日曜、日本にいる友達と電話するため、5:30に起きたくまお。11:00からマンハイムの近郊の街で室内楽のコンサートがあり、それまでに電話して洗濯して朝ごはんを食べようと思っていたんです。

 

アパートの洗濯室は地下。しかもその週は忙しく、5日ぶりの洗濯でとにかく荷物が重かった!

ので、エレベーターを使ってしまったんです。

 

地下から住んでる階に行こうと階数ボタンを押した、が、動かない。反応がない。

扉も開かない😭😭

 

ひえ〜〜〜〜

 

日曜の朝っぱらからなんちゅう災難だ😭😭

 

(ドイツは日曜は基本的にみんな働かないし、午前中なんかもってのほか、という感じなのです)

 

とりあえず非常用ボタンを押して、ヘルプセンター的なところと連絡を取りました。まず担当が出てくれたことが奇跡な気がします。

「全部のボタン押したけど動かない〜〜扉も開かない〜〜どうすればいいの助けて〜〜」と思いつくドイツ語で叫んでたら、「すぐ行くから待っててね!」と言われたのですが。

その後折り返しの連絡で「30分以内」になり、30分後には「あと10分」と言われ、更に10分後には「もうちょっと、あと数分!」と言われ…(ドイツクオリティ)。

結局40分閉じ込められてました。

 

これがもし、旅行前だったら大変なことになってました…もう野暮用では使いません!!

 

結局コンサートには間に合ったものの、朝ごはんを食べ損ねて(5:30に起きてたのに!)、散々な日曜の朝でした。

 

写真はコンサート会場です。コンサートからはくまおの運気上昇で(当日券狙いで行ったら、売り場のおばちゃんがめちゃ割り引いてくれた)、穏やかな良い日曜でした。めでたしめでたし?

 

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つづく

 

くまお、ハイデルベルク城に登るの巻

くまおです。


マンハイムは先週から冷え込みが激しく、学校まで歩く僅かな時間でも手がかじかみます。

10月から始まった秋学期も、今月末でおわりです。本当にあっという間だったなぁ……。

というわけで来週から、講義の筆記試験(Klausur クラウズーア)が目白押しで、人生初の落単の危機に怯える毎日です。

ドイツの大学は単位を取るのが本当に大変と聞いてはいましたが、本当に大変です(?日本語が変)。

私は楽器学、音楽史×2の3つの試験を抱えているのですが、これね、ほんと心が折れます。だって普通に音楽の知識を詰め込むに加えて、ドイツ語の試験を同時にやるようなもんですよ……。

しかも試験には電子辞書の持ち込みが不可能なのです!!外国人にやさしくない!!

 

このままでは問題文すら分からない可能性ある…!!と思い、先週、以前住んでいた下宿の大家さんに頼んで紙のドイツ語の辞書をお借りしてきました。

あの下宿、私にとってドイツの実家です……。

 

それに加え、月末に作曲科の初演があったり、伴奏を多く抱えすぎていたり、その他いろいろなことで心が荒みすぎたので、ストレス発散もかねてずっと行きたかったハイデルベルク城に登ってきました。くまおの父と母の思い出の場所らしいです。


ちなみにドイツ語でストレス発散はEntspannung (エンドシュパヌング)と言います。spannung は緊張、ストレスのこと。ent...をつけると、そこから離脱することを意味します。

ドイツ語のこういうところ、日本語の熟語に似ているので好きです。


ハイデルベルクの旧市街の中にあるKornmarkt(コルンマルクト)。そこの脇道を進むとケーブルカー乗り場と歩くコースがあります。

ちなみにくまお、先々週コルンマルクトのホールで演奏しました。

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ケーブルカーで登った方が断然ラク(お金かかります)のですが、冬季休業中で4月にならないと動かないと言われ、結局歩くことに。

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意外と急勾配だけど、思ったよりあっという間に登れます。15分くらいかな。

お城の城壁はこんなかんじ。くねくねしてて、雰囲気は姫路城です。

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途中には砲台もありました。

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お城のバルコニーに行くには入場券を買う必要が。学生だと3.5ユーロだったかな?忘れました。

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バルコニーからの眺めはこんなかんじ。綺麗すぎて、荒んでた心が浄化〜〜!!

 

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平日の夕方、氷点下の中ここまで来る物好きは少ないので、だ〜〜れもいませんでした。最高の贅沢。

 

 

お城は三十年戦争やプファルツ継承戦争、火事で破壊された痕があり、廃墟のようなところもありますが、中庭も美しかったです。

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今回は入りませんでしたが、ドイツの薬についての博物館?(Deutsches Apotheken Museum)もありました。

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ハイデルベルク城で見逃せないのが、宮廷道化師・ペルケオ氏!!

中庭から地下に行ける道があり、ワイン樽の展示の側に佇んでおられます。酒飲みの宮廷道化師でワイン持って楽しそうなペルケオさん。

シーズン中は彼の姿を撮るのに長蛇の列らしいですが、だ〜れもいませんでした(2回目)。

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ペルケオ氏の向かい側には世界最大級のワイン樽!

横にある階段を登っていくと樽の上にのることができます。樽には名前が付いており、カール・テオドール樽と言います。

カール・テオドール橋にも名を残すこのお方は、ハイデルベルクだけでなくマンハイムの隆盛に貢献した選帝侯であられます。

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実は先週、マンハイム城も散歩したのですが、その時にもカール・テオドールの功績の展示がありました。

そちらも綺麗だったので、また記事に書けたらいいなぁ〜。

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

くまお 年忘れスペシャルその2〜アドベントコンサートの巻〜

続けて投稿します。くまおです。

 

第2アドベント(12月の第2日曜日)には近郊の教会で、音楽仲間とアドベントコンサートに出演してきました。

10月に一度演奏したこの教会。いつ来ても素敵です。ここにもウイルスのような星が…

(リハ中の仲間たち)

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実はここにはもともと電子ピアノとオルガンしかなく、当初は電子ピアノで室内楽カンタータの伴奏をするつもりだったのですが。

この教会のオルガニストの方のご厚意で少し指導していただき、生まれて初めて本番でオルガンを弾きました!

 

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鍵盤の全体はこんなかんじ。

星のスタンプを押しているのは、奏者を見るための鏡にくまおが写ってしまっていたからです〜。

左側にあるスイッチのようなものは、オルガンのストップと呼ばれるもので、どの管を選択するかで音色が変わります。

曲ごとに変えたり、曲中で操作することもあります。

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くまおはピアノの他に、大学時代ちょっとだけチェンバロをかじっていたのですが、オルガンのタッチはピアノともチェンバロとも違いました。


特に鍵盤を押してから音が鳴るまでに時間がかかることが一番の問題でした…また、打鍵をかなり明瞭にしないと、滑って聴こえてしまうのでそこも気をつけるのも大変でした。

が!教会のいい響きに助けられ、無事に全曲弾ききることができました〜。

 

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リハ中のくまお。

 

短いですが、写真が少ないのでこれくらいにします。

 


続く

くまお 年忘れスペシャル〜クリスマスマーケットの巻〜

Alles Gute zum neuen Jahr!✨✨

くまおです。


ドイツ語のあけましておめでとう!です。

あれす ぐーて つむ のいえん やー

です。

 

今日は日本で集まっている親戚と電話が出来、心がほっこりしました。

と同時に、くまお母からブログの更新をサボりすぎ!とお咎めをくらったので、11月下旬〜年越しまでの出来事を一気に上げたいと思います。


まずは11月下旬から開催されていたWeihnachtsmarkt (クリスマスマーケット)!

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本当ならニュルンベルクシュトゥットガルトの大きくて有名なクリスマスマーケットに行きたかったのですが、あいにく時間がなく…くまおは今住んでいるマンハイムと近郊のハイデルベルクを見てきましたよ〜。


マンハイムのクリスマスマーケットは街の(数少ない)シンボルのWasserturm(ヴァッサートゥルム・給水塔)の周りやPaladeplatz(パラーデプラッツ・パラーデ広場)が中心ではありますが、お店があちこちに点在しているのが特徴です。

音大の近くの道もこんなかんじに…いつも夜は大にぎわいでした。

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今年のテーマはMärchen (メルヘン)らしく、童話の主人公の像や絵もあり雰囲気も楽しかったです。

 

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一方ハイデルベルクは規模が大きく、Hauptstraße (中心通り)や教会の前の広場にお店がたくさん出ていました。

観光客もかなり多かったように思います。人が多すぎて、結局ハイデルベルクでは何も買わずに帰ってきてしまいました。

比較的こじんまりしているけれど、地元密着型のマンハイムも結構好きでした。

 

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マンハイムでもハイデルベルクでも、道のいたるところに星のあかりが飾られていたのですが、くまおにはウイルスにしか見えなかったです。


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ドイツのクリスマスマーケットではGlühwein (グリューワイン・温めたワインに砂糖を入れたもの)を飲まなければ始まりません!

 

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かわいいグラス・コップはデポジット制で、持って帰るもよし、返却して返金されたお金でまた飲むのもよし…です。 くまおは緑の長靴型のかわいいコップを家に飾っています。


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ちなみにGlühwein 、ホットカルピスのようで飲みやすいのですが、度数が高いです。下宿時代のお酒の強い友人ですら、飲みすぎて「地面が揺れてる…」と言いながら家に帰ってきました。

 

食べ物はオクトーバーフェストでも見かけるBratwurst(ブラットブルスト・焼きソーセージ)やCurrywurst (カリーブルスト・カレー粉とケチャップで食べるソーセージ)、Pommes(ポメス・フライドポテト)は定番の屋台飯です。

 

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これに加えて、クリスマスマーケットでよく見かけるのはFlammlachs(フラムラクス)!焼鮭のサンドイッチみたいなものでとても美味しい…けれど若干高いです。くまおは友人と友人の彼氏さん(ドイツ人)と一緒に飲んだ時、ちゃっかりご馳走になってしまいました。

 

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また、クリスマス関連の小物を売っているお店も多く、目でも楽しめます!

 

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クリスマスマーケットは意外に閉まるのが早く、マンハイムは21時に閉店でした。そしてクリスマスマーケットの謎なところは、クリスマスにやってないことです。12月22〜3日くらいに終わってしまい、クリスマス本番はみんな家族と過ごす習慣があるようです……。


当のくまおは、クリスマス中は学校も閉まるため練習が出来ず、散歩をしに行きましたとさ。

 


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続く

 

くまお、ドイツ語の試験を受けに行くの巻

くまおです。

 

マンハイムは既に最高気温でさえ5〜6度です。これでもかなりあったかい方なんだとか。

クリスマスマーケットも始まり、街がきらびやかになってきました。私も家族や親戚、友人にクリスマスカードを書き、クリスマス気分が高まってきております。


先月のことですが、ドイツ語の検定試験を受けに行ってきました。

本当はマンハイムで受けたかったけれど、年内の試験は既に満員で受けられず、フランクフルトやシュトゥットガルトも見てみたがやはり満員…

唯一、空きがあったのはマンハイムと同じバーデンヴュルテンベルク州のシュヴァービッシュ・ハルというところでした。

……どこ?

という感じでしたが、行ってみると予想外にとても綺麗なところでした。

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マンハイムから電車で2時間半。あまり観光地化もされていない街でしたが、木組みの家がたくさんあり、大きな教会が街を見守っている、ゆったりとしたところです。

 

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時間がゆっくり流れていくような、ステキなところでした。

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今回はB1というレベルの試験でした。

英語で言うと英検2級相当くらいでしょうか。体感的にはドイツ語の方が難しかったですが。


ドイツ語は英語に比べ文法は複雑ではないので、単語力が点数に直結しやすいと思います。だがしかし、ドイツ語は似たような単語が本当に多くて困ります……。


試験はLesen(レーゼン・読む)Hören(フューレン・聞く)Schreiben (シュライベン・書く)Sprechen (シュプレッヒェン・話す)の4分野から成ります。

話す以外の3分野は筆記試験です!


読む分野では長文読解が基本です。ブログを読んだり、新聞記事を読んだり、いくつか広告と依頼人の前提条件が提示されて、どの人にどの広告がふさわしいか選択する問題もあります。


聞く分野では短い・長い会話を聞いて答える問題や、ラジオのディスカッションを聞いてどの人がどの意見を言ったか答える問題があります。

くまおは(英語の時もそうだったけれど)リスニングが大の不得意でした。

 

書く分野では架空の友達に手紙を書いたり、企業に出すメールを書いたりします。こちらは手紙やメールの書き方のテンプレ(拝啓〜敬具的な)を突っ込んでおいて、あとはB1レベルの文法を散りばめておけば点数は稼げます(雑な説明)。


ここまでは筆記試験、お昼休憩を挟んで午後から2人一組で行う話す試験です。基本的に違う国籍、違う性別で組まされます。私の相手はパキスタン出身のドイツで働く二児の父でした。このおっちゃんのせいで、私の話す試験はボロボロになりました笑


課題は2つ出されます。ひとつ目は二人で共通の友達の誕生日にサプライズパーティを計画してください、というもの。

まずおっちゃん、趣旨を分かっていなかったようで、私が「どこで集まるか、何をするか」といったことを話し合おうとしてるのに全然通じず笑、見兼ねた審査員の先生が止めに入りました…笑

しかもパキスタン訛りなのか、彼のドイツ語を全く理解できませんでした…ははは…


ふたつ目の課題はプレゼンテーション。4〜5枚のスライドに沿って自分の意見や祖国の状況、長所と短所などを述べる課題です。これは基本的に一人ずつ話し、プレゼン後にもう片方が質問をするのですが、おっちゃんこれもよく分かっていなかったようで、私のプレゼン中に滅茶苦茶質問をぶっこんできて、話しをぶった切ってきて困りました😂

 


人運がないくまおです。

 


結果はその日のうちにネットで分かり(めずらしく仕事が早い笑)、無事に合格でした✨苦しんだリスニングは9割近く取れていたのでそれだけで嬉しかったなぁ〜。

正直、10月は毎日のようにドイツ語で苦しんでいて、進歩の兆しも感じられなかったのですが、以前はとても難しいと思っていた試験がいくらか簡単に感じられて、ちょっとは成長したのかなぁと思ったくまおでした。

 

ちなみに試験中は携帯をはじめ電気機器が休憩中も没収されていたので、試験終わってから日没までのタイムリミットの中写真を撮りまくりました…

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つづく

くまお、スーパーに探険の巻

くまおです。

 

先週末やっと!やっと新居に引っ越しました…!本当に長かった家探しの戦いも終わった…という感じで、正真正銘ドイツでの一人暮らしがスタートしました。

実家ではほとんど料理しなかったくまお(お母さん本当にありがとう)ですが、毎日外食なんてリッチなことが出来るわけないので自炊を頑張っています。

今日はドイツのスーパーってどんな感じかなっていうのを書こうと思います。

 

 

ドイツで最もポピュラーであろうスーパー、REWE(レーヴェ)。赤い看板が目印です。規模によってREWE City やREWE Center となったりしますが、基本的に日本のスーパーより大きいと思います。とにかく品数が充実しており、お値段もそこそこ手頃です(discountとついているスーパーが最も低価格帯ではありますが、店舗数は少ないです)。

 

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それでは早速入ってみましょう。

 


🥖まずあるのがパンコーナー。

 

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スーパーで買うパンは、ウルトラ安い。プレッツェルは日本円で50円ほど。惣菜パンも1€くらいでしょうか。


くまお、受験の時、あまりにパンの安さを知って、日本帰ってパンを買えなくなりました。大きさも結構大きいんですよ。50円あればお腹いっぱいになります。本当にびっくりしました。しかも美味しいのでよく買ってしまうのですが、実はこれドイツで問題になっているそうです。

スーパーのパンの台頭によって、町のパン屋さんが減少し続けているのだとか……。

でもお金がない学生にとっては有り難い存在です。ありがとう。

 

🍅野菜・果物コーナー

ドイツ語で野菜はGemüse(ゲミューゼ)、果物はObst(オブスト)と言います(こうして書くと英語と全然違うな…)。

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野菜は基本的に量り売りです。欲しい分だけ袋に入れてレジに持っていきます(レジのバーコード読み取り機には量りがついている)。日本のようにパック詰めされているものはほとんどありません……ミニトマトくらいかな?

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バナナは欲しい本数だけもぎります(最初来た時は衝撃的だった)。一房買う必要はありません。

野菜や果物も、日本に比べれば割安だと思います。一度大きいパイナップルが1.5€で売ってるのを見ました…。

 

🍅サラダバー

REWEにはサラダバーがあるところが多いです。これも量り売りで、欲しい分だけパックに詰めます。これだけでお昼ご飯を済ますドイツ人も多いようです。

 

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🧀チーズコーナー

ドイツ語でチーズはKäse(ケーゼ)。

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さすがすぎる品揃えです。普通のパックに入ったチーズもあるし、カウンターでオーダーして買うものもあります。

硬いものから柔らかいものまでなんでもあるし、おいしいです。


🌭ソーセージ・ハムコーナー

ドイツ語でソーセージはBurst(ブルスト)、ハムはSchinken (シンケン)と言います。

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たくさん種類があります!しかも安い!

くまおはソーセージは日本ではあまり好きじゃなかったのですが、ドイツでは基本的にどれを買ってもおいしいです。

私の一番のお気に入りはNürnberger Brust (ニュルンベルガーソーセージ)。白いソーセージにハーブが入っています。ドイツに来た時は是非買ってください。本当に。

 

🌱Bioコーナー

健康志向のドイツ人のためにBio商品のコーナーも充実しています。また、ベジタリアンやビーガンの人の食材コーナーが大きいスーパーには必ずあります。

日本ではあまり見られないかもしれないです。

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スーパーはもちろんレストランでも同じですが、移民や難民が多く、宗教上の理由で食べられない食材がある人への配慮が手厚いです。

 


ところで、REWEには独自のブランドがあります(セブンプレミアムのような感じかも…)。その名もJa!シリーズ(Jaはドイツ語で「はい(Yes)」のこと)。

色んなコーナーに隠れているJa!シリーズを探すのがとても楽しいです。というのも、最安値のことが多くて、しかもハズレがないのが魅力です。ドイツに来てすっかりJa!推しになりました。

 

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🍫お菓子コーナー(禁断のコーナー)

 

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チョコレートがすごい。ここは通ったらダメなところです。

有名なドイツのチョコレートは紫に牛が書いてあるmilka(ミルカ)、ナイロン包装を真ん中から割って食べるLitter Sport(リッタースポルト)、日本でも有名なLindt(リンツ)などでしょうか。

ちなみにリンツは日本で買うと高くて自分用には手が出ませんが、ドイツで買うと半額以上になります。今の時期はクリスマス用のチョコレートコーナーも楽しいです。

 

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Hariboのコーナー。有名なクマの形のグミだけでなく、Sauer (酸っぱい味)やトロピカル、コーラなど色々な種類があって試すのが楽しいです。

こちらも日本では一袋600円くらいしてたのを見たことがありますが、基本1€以内です(逆にアジアンスーパーではキットカットが6€で売られています)。

 

🍺飲み物コーナー

 

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ドイツのペットボトルにはこのようなマークがついてあることがあります。

Pfand(デポジット)と呼ばれるこれは、飲み終わった容器をスーパーの機械まで持っていくと、お金を返してくれるというものなのです!

1本あたり15セント〜25セントくらいですが、塵も積もれば山となるです。

ペットボトルだけでなく、ビンなどにも付いていることがあります。エコに対する意識がとても高い国です。

 

 

エコといえば、ドイツはスーパーに限らずほとんどのお店で紙袋やレジ袋が有料です。なので買い物の時には大きいエコバッグを持っていくのが常識です。

 

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ビール、ワインも非常に充実しています。水よりビールが安い時もあります…。缶ビールはほとんどなく、瓶ビールばかりです。

 

 


一番日本と違うのは会計です。

 

日本ではカゴごと置きますが、ドイツではベルトコンベアにカゴから商品を全て出して並べていきます。

前後の人の商品と混じらないように、広告付きの棒を境界線代わりにします。

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いかがでしょうか…こうして書くとかなり違うような…。

 自炊は経験がないので大変ですが、スーパーで色んなものを見つけて試すのが最近の趣味です。特にチーズとソーセージ、ハムは毎回違うものを買っても試し切れないほどあります…!

 

 

マンハイムは今週からぐっと寒くなりました。

今回はこのへんでおしまいにします。

 

つづく